私の主人はてんかんもち

• 私の主人はアメリカ人でてんかんの治らない病気を持っています。

あるとき、結婚して２年目の私の故郷への里帰りの時のことです。主人と一緒に戻ってきて私の両親が住む実家に二人で滞在していました。

てんかんという病気は恐ろしくて発作が出た後に行動変化が起きることがあります。

これはよく知られたものではありませんが、彼の場合はてんかんんと直結するものだと精神科医の先生がおっしゃっていました。

私の実家でのこと、二人で実家でのんびりと過ごしていました。しかしとある時やはり発作が出てしまいました。

なんとか症状が収まって２時間くらいしたときのことです。それは昼頃のことでした。

急に彼が私の部屋に現れて訳のわからないことを言い始めたのです。何度も聞き直しましたが、

「私が主人のことを全く理解していない」

とまで言い始めました。

私は「そんなことはない」と反論しました。

しかしどんどん口調は厳しいものになっていき、しまいにはもみ合いにまでなってしまいました。

ちょうど私の母親がリビングにいた時で、そんなに広い家ではないので喧嘩をしていることが私の母にもバレてしまいました。

主人には私の母親の前なのでやめてほしいと懇願しました。

しかし彼は言うことを全く聞かずに私に金切り声を上げ始めました。

もうこのままではご近所さんにも迷惑だと思い、主人に

「そんな物言いはないでしょ！？出て行って！」と言いました。彼は黙ってバックだけ持って私の実家を離れました。

しかし何も言うこともなくどこかへ消えてしまいました。

その後私も私の両親も心配して彼のことを探しましたが、いっこうに連絡は取れませんでした。

しかし、２日くらい経った時に私のラインに私を罵声する内容のメッセージが彼から届きました。

「２時間以内に応答しないと離婚する」といった一種の脅迫メールでした。

私は全く相手にしませんでした。

「自分の国ではなく主人は英語しかできないので、日本のどこかに消えたとしても自由はない」と確信していました。

そのうちメールがまた来て、てんかんの発作が出たと言う内容でした。

心底主人のてんかんの症状には悩んでいます。行動変化が起こってものちに何をしていたのか自分でも覚えていないことが多いからです。

彼が結局私の実家に５日後戻って来ました。主人は名古屋に潜伏していました。

問いただしましたが、海外にいたなど嘘をついていて一向に本当のことを話しませんでした。

月日が経って主人に日本であったことを話しましたが、記憶にないようでした。

てんかんは本当に恐ろしいです。不必要な喧嘩を生んで私も辟易しています。彼のことは愛しています。

でも私一人で異国に生活していて彼の行動にずっと耐えられるのかも正直のところわかりません。

女性35歳 結婚3年