嫁『お風呂温めておいたから、早く入ってね』
夫『了解』
毎日帰宅早々テレビゲームに熱中し、家事を手伝わないどころか自分の体を清潔に保つことすら最近は出来なくなっている馬鹿男に呆れながらも、加齢臭を匂わせたままベッドに入られることだけは回避したく毎回お風呂に入れと促す私をよそに、旦那はお風呂に入らずに10分経過。
嫁『ねぇ、さっき私が言ったら了解って言ったよね?あんたにとっての早めの行動って何分後?』
夫『そんなことでイライラすんなよ、眉間にシワ寄ってるよ?俺の早めの行動は30分以内で起こす行動のことを言うんだよ』
嫁『私が老けたら、あんたのせいだからな!じゃあ30分以内に絶対お風呂に入ってね』
旦那にイライラしながらも、一通りの家事を終えリビングに戻ると夫浜田テレビゲームへの熱が冷めないようで、お風呂に入らず1時間経過していた。
嫁『ねぇ!30分どころか1時間経ってるんですけど。加齢臭撒き散らす前にお願いだからお風呂に入って来て』
夫『ウッセーな!加齢臭なんて風呂に入っても消えるもんじゃねーし!』
嫁『わかった!じゃあもうお風呂入らなくていいよ。湯船のお湯抜くからね。』
夫『わかったわかった!入るから後1時間だけ待って』
1時間経ってもお風呂に入る気配がない夫に我慢の限界が近づいて来た時、神的なお仕置きを思いついた。
嫁『本当にゲームが好きなんだね。私もゲームぐらい愛されてみたいわ』
夫『それは無理だな』
嫁『ですよね~、じゃあ好きな時間にお風呂に入ってね~おやすみ』
そして2時間後、バスルームから旦那の悲鳴が聞こえて来た。
夫『グァッ!なんで?なんで?冷たっっ!』
そう。私は暖かいお湯を抜き、冷たい水をお風呂に入れておいたのだ。
お風呂から上がって早々、ベッドで眠りにつこうとしていたわたしのもとに旦那は怒りをぶつけに来た。
夫『お風呂が水だったんだけどなんでだよ!』
嫁『あんたが小学生みたいにゲームばっかりでやるべきことやらないから、頭冷やすだけじゃ反省できないと思っただけ』
夫『ふざけんなよ!こっちは毎日仕事して帰って来て唯一の至福の時間がゲームなんだよ!』
嫁『あっそ。小学生でも言われたことは出来るのにあんたは言われたことすらできない。しかも何分後に一度お風呂に入るって私と契約したこともすぐに白紙に戻す。そんなあんたなんて職場でも大した仕事出来てないでしょ?』
夫は怒り爆発!顔真っ赤!
嫁『これから契約ごとは守ってもらわないと、お小遣いから違約金として差し引くからね』
旦那にはお小遣いを減らすことが一番の特効薬であることを私は知っている。
女性 ◯歳 結婚◯年
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