我が家の旦那はとにかく空気が読めない。
家族とは言え、言って良い事悪い事、タイミングなど、気にしなくてはいけない事がたくさんあると私は思う。
この春長男は高3に、娘は高2になった。思春期真っ只中で、多感なお年ごろ。
何かと気を使い、言葉を選んで話す内容も増えてきた。なのに夫の中では子供の存在は昔と同じなのだろう。
先日高2の娘が通学に使っていた自転車がパンクしていた。
どこでパンクしたのかは分からないが学校からの帰り道、タイヤの異変に気付いたらしい。
私『もしかしたら釘でも踏んだんじゃない?』と明るく話す。
娘『そうかなぁ・・どこかで踏んで、少しづつ空気が漏れていたのかなぁ・・』
と納得しようとしていたのに・・
夫『釘でも刺されたんじゃないのぉ~? お前、実はいじめられていたりしてぇ~(笑)』
とヘラヘラ笑いながら平気で毒を吐く夫。
その言葉に思わず顔を引きつらせる娘を見て、もっと笑う夫に対して、心の底から軽蔑するしはらわたが煮えくり返る。
どうしてそんな酷い事を言うのか、問い詰めても
夫『冗談だよ!』
と反省の色は全くない。
実際娘は学校ではいじめられてはいないとの事だが、陰で娘を恨んでいる生徒がいないとも限らないし、タイヤのパンクが事故なのか故意なのかは分からないのだ。
親として、年頃の娘に対して、言うべき発言では決してないし、普通なら娘が気に掛けないよう配慮するのが当然だと思う。
それが夫には全くないのだ…
高3になった息子は大学受験に向けて、多少ナーバスになっている。
塾には通っていたが定期テストには強いが受験となると少々弱い。なので予備校に通いたがっていたのだが何せ金額が高額すぎた。
多少苦しくはなるが通わせるつもりでいたのだが、総額をみた息子は通塾することを自ら諦めたのだ。
高校入学してから二年間塾にも通っていたし、これ以上負担をかけたくなかったのだろう。遠慮して独学で受験をすると言い出した。
気にせず通塾することを勧めたのだが、息子の意思は固く、私たちは息子の意思を尊重することにした。
そこには本当は通塾したいけど私達に遠慮する息子の気持ちが見え隠れしていて、また年子の妹への対する配慮もあり、私は息子の決断に胸が痛い思いでいっぱいだった。
なので、ここ数か月我が家では『塾』という言葉が自然とタブーとなっていた。にも関わらず・・・
外から帰って来た息子に『おかえり~!どこ行ってたんだ? あー塾か?』
息子は一瞬言葉に詰まり、私は完全に固まる…
おいお前!通塾するに当たり散々家族会議したよね?息子の気持ち、十分って言うほど分かっているはずだよね?
どうしたらそんな言葉が軽々しく出るの? 呆れるの通り越して軽蔑通り越して、もはや嫌いになりつつある。
お願いですからこれ以上、大事な子供たちの心を傷付けないでくれ!
女性45歳 結婚21年
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