夫に家畜と言われ

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娘が産まれてから、夫は私より娘を溺愛し、以前のようなラブラブとした夫婦仲ではなくなっていました。
私は果物が大好物なのですが、妊娠をきっかけに仕事を辞めてしまい、夫の収入だけで家計をやりくりしなければならなくなった為、果物を購入することをやめました。
しかし、娘は果物が好きなようで、毎日何か口にしないと機嫌が悪く、寝ようともしません。夫は娘に甘いので、娘の為に果物も買ってくるように言ってきました。私は仕方なく、高い果物も買い物の時は購入するようにしてました。
夫ですが、亭主関白なので、夫の帰宅の連絡の返信時にその日の出費とその詳細を報告しなくてはいけません。それを見て、夫は自分の携帯の家計簿アプリに記録しています。
ある時、私は毎月の全体の収支内容を知りたかったので夫にその家計簿を見せて欲しいとお願いしたのですが、「お金を稼いでいるのは俺なんだから、俺が何にお金を使おうとお前には関係のないことだ」と言われ、結局見せてもらえませんでした。
夫は携帯にもロックをかけていたのですが、私は諦めることができず、夫が家計簿アプリを使用している隙を狙って背後からこっそりと覗き見をしました。
そうすると、思いもよらない文字を目にしたのです。
毎日のように「○○(私の名前)のえさ代」と記されていたのです。
夫が私のために食料を買ってきてくれることなどないので、そのえさ代は恐らく私が毎日報告しているものです。
たしかに、私は生きるために毎日食料を買っていますが、それは私だけでなく夫や娘の分も合わせてのものです。食費が高くつくのは、娘の果物代が原因でもあります。それなのに、特定の名前で、しかもえさ代だなんておかしいです。私を家畜のように思っているのか、えさ代という書き方も納得がいきません。
黙って覗き見するはずが、思わず発狂して声を上げてしまいました。
夫は私の声に驚き、「急に俺の背後で大きな声出すな。ビックリしたやろ。静かにしろ」と怒られました。私が発狂した経緯を話すと、「何言ってるんや。お前は俺の稼ぎで食わしてやってるんやから家畜同然やろ。俺が居なかったらお前はそこら辺でのたれ死んでいるぞ。偉そうなこと言わんと、俺にもっと感謝しろ。」と、夫から説教を受けました。

この人に何を言っても無駄だし、私の怒りがますます増していくだけだと思い、反論はしませんでした。ただ私は不機嫌になると、無口になり明らか態度に出ます。
夫はそのことに気付き、翌日、「娘の分とついでに○○(私の名前)の分の果物買ってきた」と、珍しく買い物をして帰ってきました。
シャイな夫なりの謝り方だと私は思ったので、仕方なしにその謝罪の果物をありがたく食べました。
[女性、30歳、結婚4年]
*この記事は有志の方によるものです。

写真:PAKUTASO(pakutaso.com)

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