仕事帰りはいつもパチンコによって帰ってくる夫。
そのため、毎日子どものお風呂は私がしています。
わが子はお風呂があまり好きではないので、お風呂へ入れるのにも一苦労です。
しかし、主人は、その様子を見る機会がないので、私がいくら苦労話をしても「なんでそんなにいやがるんやろ?お前の洗い方が悪いんちゃうか?」と言ってきました。
我が家はハイツなので、お風呂も狭く、洗い場は一人しか座ることができません。
そのため、扉を開けて、わが子を待たせて自分の体を洗います。
冬の寒い日でも、扉を開けて体を洗うつらさを主人は体験したことがありません。そんな人に、洗い方やこそだ子育て方を指導されることに腹が立って仕方がありませんでした。悔しくて、何か仕返しをしたくてしようがありませんでした。
ある日、お風呂に入っているときにシャンプーがなくなりかけているのに気がつきました。それから1週間、ついにシャンプーが切れてしまいました。私は新しいシャンプーをこっそり使いながら、主人がお風呂場にあるシャンプーが切れていることに腹をたてるのを待っていました。それから1週間、その日はやって来ました。
夫「シャンプー、もぅ1週間も切れてるんやけど!!オレ、水入れて使ってたんやで!もぅ、薄める液ないわ!」
私「ごめーん、気づかなかった」
夫「分かるやろ!普通」
私「気づいた人が詰め替えたら?」
夫「詰め替え、どこにあるか知らんもん」
私「そうやろな、今まで詰め替えたことないもんな」
夫「お前は今まで、シャンプーどないしてたん?使わずにおったんか?」
私「うん!私、子どもをお風呂に入れるので精一杯やから、もぅ1カ月くらい頭洗ってへん。詰め替えとってくるから詰め替えといて」
夫「… 」
夫「また水で薄めて使うからエエわ!」
ええ!!もぅ、液がないって言うてたのに、そんなに詰め替え作業が面倒くさいのかと、またまた腹が立ってきました。
子どもの世話に手を取られて、1ヶ月も頭をあ洗わないなんてあり得ないですよね。
普通は、「そんなに大変なん?お風呂の時間までに帰ってくるから、子ども見とく間にお前もゆっくりお風呂入り」とかになると思っていました。
主人には、嫌がる子どもをお風呂へいれる大変さを分かってもらいたかっただけなのに、結局分かってもらえないままでした。
人を使って楽をしたがる夫の性格をよくわかっているので、今もよくその手を使って見るのですが、全く成長が見られない夫です。
なので、寒い冬の詰め替えは、主人がお風呂に入っているときに扉を全開し、風通りをよくしてその場で「詰め替え忘れてたわ~」といいながらしています。
[女性、39歳、結婚4年 ]
*この記事は有志の方によるものです。
写真:PAKUTASO(pakutaso.com)