どうでもよくね…?

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夫は休日にパソコンのパーツを電気街で買ってきては自分で自作パソコンを組み立てたりするのが趣味、いわゆる機械オタク気質です。

何でも凝り性で、例えばお風呂場の電球が切れた時も…。

夫『これを機にLEDのやつに買い替えよう。従来品よりもはるかに長持ちするんだ。勿論最初に買う値段は高い。そのかわりどのくらい持つかというと…』

私『わかったわかった。LEDがすごいんだね。任せるよ』

…と、電化製品やパソコンに関して関心が高いあまりに、頼んでもないのに詳しい説明をしてこようとします。

夫の凝り性な部分に助けられることもあります。

年賀状の印刷などはその最たるもの。

プリンタも何台も用途に合わせて購入してあるので、彼にお任せしておけば写真を取り込んでイメージ以上の仕上がりにしてくれます。

しかしながら最近私も子育てで忙しいのに、夫がいつも通りその凝り性の部分を優先してくると、イラッとすることがあります。

私『叔母さんが出産祝いに、ジャガイモを送ってきてくれたよ。子ども寝かしつけたり授乳でタイミング難しいから、今度休みの日にあなたからお礼の電話してくれる?』

夫『いや。出産祝いに電話一本じゃ失礼だろう。手紙にしよう。お前が手紙書けよ』

…。色々もっともらしいことを言って電話で話すのがただ面倒くさいだけだな、と思いつつ手紙でお礼を伝えるのに了承した私。

私『書けたよ。子ども抱っこしながらあて名書くのも一苦労だったよ…。文章だけじゃなんだから、子どもの写真も添えたいんだけど。写真を何でもいいから一枚、プリンタで印刷してくれる?』

夫『よし任せろ!』

何だかんだ、機械作業になると生き生きする夫。

こんな時は頼もしく思いますが…。

私『ねぇまだ?もう22時だよ。子ども寝かしつけないと…。あ、印刷できてるじゃん。この写真でいいよ』

夫『ちょっと待てよ!その写真、色がちょっとおかしいんだよ!ちゃんとしたやつをプリントアウトするから!』

私『え…どこがおかしいの?もうこれで十分だって』

夫『せっかくの記念の写真だろうが!色がおかしくなった原因に心当たりあるから、ちょっと待てって!!』

ああ、また凝り性の部分が出てきたな…と思いながら、一気に思い立った時に写真を封筒に入れてあて名を書いてしまったり、すぐ出せる状態にしておかないと育児にはあまり隙間時間がないものです。

私『ねえもう、24時だよ!私も寝ないと、明日の育児に差し支えるよ!もう写真貸して!!』

夫『今度はインクが切れたんだよ!』

私『それでいいって言ってるのに、何枚も試しに刷るからでしょ!!』

夫『おまえの叔母さんのためにやってやってるんだろ!もういいから寝てろ!ちゃんと印刷しておくから!!』

…結局翌朝、パソコンの前に大量の息子の同じ写真が…。

写真の紙もこんなに消費してるし…いや、きれいに印刷してくれたのはありがたいけどここまで凝らなくても…と思ってしまう私でした。
女性34歳 結婚10年

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