私は結婚を前提に付き合っている彼女がいるのですが、悪い言い方をすると非常に我が儘な御仁で、ことあるごとに自分の作ったルールを押し付け、また厄介なことにそのルールが間違ったものでないと思っているようなのです。
ついこの間のことです。私は普段からTwitterを利用しており、フォロワーというと趣味を通じて繋がりを持つ者や学友だった者など数十人います。
彼女もTwitterを利用しており、彼女の場合も多種多様なフォロワーに富み、特に自分達以外の異性のフォローを厳禁とするようなありがちなカップル間の縛りはなかったのです。
ところがある日事件が起こりました。
その日も適当な思い付きのツイートを済ませていました。得も言われぬ違和感に気付いたのは何気なくタイムラインを眺めたときです。
タイムラインに女性のフォロワーの投稿が雲散霧消のごとく消え去っていたのです。
いや、正確には私の彼女の投稿だけが、むさ苦しくなったタイムラインに居座っておりました。
即座に自分のフォロー欄をチェックするといつの間にか女性フォロワーだけがリムーブされていたのです。
悪寒がして彼女に問い詰めたらあっさりと認めました。
どうやら私が寝ている間に指紋認証で携帯のロックを解除し、私のTwitterから気に入らない異性のフォロワーを掃除してやったとのこと。
もちろん彼女以外の女性を意識してフォローした訳ではないので、リムーブに罪悪感は感じこそすれ惜しいと思うことはありません。
よくよく考えれば彼女の嫉妬心も理解出来るし仕方ないと思いかけました。
しかし彼女は自分の男性フォロワーのフォローを外して繋がりを消そうとしません。
この一方的な所業に業を煮やした私は人の携帯を勝手に触って他の人に迷惑を掛けるならまず自分が責任を持って男との繋がりを消せ、今のままでは自分は浮気してもいいけど相手に浮気されたら許さないって理屈と同じだと、ついに思いの丈を吐きました。
しかし彼女は反省する訳でもなく、もう一度フォローし直したら浮気と判断してタイムラインに載せるなどとなかば脅しに近い言葉を吐き捨てました。
納得いかない私は粘った結果、彼女と比較的繋がりのなかった男性フォロワー数人をリムーブさせ、若干均等を取ることに成功しました。
その後も彼女は私の携帯を勝手に触る癖が板についてしまったようで、知らなかったとはいえ私の職場の先輩にあたる女性のLINEをブロックし、交代勤務の連絡が取れずクビになりかけるなどで大喧嘩を経験した私は面倒になりTwitterのアカウントを消してしまいました。
なんて面倒くさい彼女を選んでしまったのか…過去の自分を殴りたい…!
男性20才 交際?年
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