現在我が家には2歳の息子がいる。
私は在宅でネットショップなどできる稼ぎを仕事としてがんばっているつもりだが、やはり外で働く夫のような稼ぎもなく、子育て中心の専業主婦という感じだ。
しかし、家だとは言え仕事に誠意を持って取り組んでいるし、子どもがいてはなかなか家事を完璧になんてできない。
夫は子どもが生まれてから、急に「家にいる時間が長いんだから家事は完ぺきにやって当然だろ!」と言い出す。
夫「ただいま~○○(子ども)、あれ、また洗濯たまってるじゃん」
嫁「おかえり、あーごめん、今夕食準備してるし○○はテレビ見てるから、ちょっと休んだらたたんどいてくれる?」
もちろん、申し訳ない気持ちもあるので普段は『できれば』と言っていた。しかし、「できれば」という言葉をつけると「後で」と言って絶対にやってはくれない。
夫「こっちは働いてるんだよ!疲れてるんだよ!ずっと家にいたら子供がいても家事はできるだろ、何時間あるんだよ!!」
嫁「家にいる時間が多いほうが、どんな状況だろうと家事やらいといけないんだ?しかも完璧に?!」
夫「普通に考えてそうだろうが!」
思い出す。子どもが生まれるまで(半同棲の頃も含め)、私は3年間仕事をしていた。正社員で、帰宅は21時を超えることもあった。
19時頃には帰宅する夫は、毎日ゲームやスポーツ観戦をしながら私の帰宅を待っていた。
夕食は「遅くても大丈夫だから」といつも待っていたし、会議等で遅くなると告げれば「外食でバラバラにしよう」と言っていた。
ようするに、私は21時をまわってから夜間開いているスーパーへ行ったり、座る間もなく台所に立った。
「作っといたよ」なんていうことは1度もなかった。
掃除や洗濯もだ。共働きの時の夫の主張は「家事は女がやるもの」だった。
夫休みで私だけ仕事の日も。妊娠中もだ。そして反発をすると、夫は言った。
「働いてなんて頼んでないし、子供でもいるならまだしも、夫の為を第一に考えようとか思えないものか」…なるほど。
話しは先の「普通に考えてそうだろうが!」の続きに戻る。
嫁「私も働いてた時疲れて帰ってたし、妊娠中は体調も悪かったけど?」
夫「はあ?何の話?」
嫁「働いてると偉い、家にいる方が家事完璧じゃないとダメなんだよな!?女がやらなダメっつー勝手なルールも、子供がいない前提の話だったよな?!」
夫「前はそうだったけど今は子供居てもオマエも家におるだろが!」
嫁「じゃ、子どもが一切そっちに迷惑かけないように私見とくから、とりあえず3年間完ぺきに家事やれ!!共働きで私がやってた分とりあえず育児以外全部やれ!3年間私同等のことやってから、専業がどうだの、完璧がどうだの言えや!!!」
夫「…じゃあやるよ!でも掃除は好きじゃないし料理も得意じゃないし、俺が子どもと遊ぶからお前が家事俺が育児だ!」
嫁「ふーん?選ぶ権利有るんだ?私も掃除嫌い、料理苦手、洗濯だってなんだってやりたくないんだよ!けど、家のためにやらなだめだからお前みたいに“いつか”“今度”って先延ばしにせずやってんだよ!やりたくないからやらん、子供か!?仕事はしてるだ?たしかにそれは感謝だよ。でも私はそれも込みで家での役割もお前がやらんからやってたんだよぉぉぉ!!!」
夫「いや、でも育児も大切な仕事…」
嫁「だから私育児もやってんだろーがよぉぉぉ!!!でもお前が選ぶ前に私が我慢してきた分やってから言って!日中の家のことは私できる限りやるけど、帰って来たらバトンタッチな、とりあえず3年間!そっからまたどうするか考えよう。とりあえず選ぶな!文句言うな!!!黙れぇぇぇ!!!!」
ことあるごとに、前の話を持ち出す。自分の苦労を否が応でも体感させる。
もちろんフル勤務の上での家事全般はくキツすぎることを私は身を持って体感し続けたので、すべてを押しつけて夫を困らせるのが目的ではない。自分が何を言ってるのかをわからせ反省させる、これが目的なのだ。
夫婦円満であることにはもう冷めきった私だが、子どもの前では「男尊女卑」「外勤めが偉い」そんな主張は一切許さない。
子どもの成長に悪影響だ。とりあえず、演技でも良いから家庭で嫁をいたわっている夫を演じとけ、と思うのだ。
女性29歳 結婚3年
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