私は田舎育ちで田んぼや畑に囲まれて育ってきた。
旦那は、島育ちで海に囲まれて育ってきた。
嫌いなところ、困るところといえば、食に対して好き嫌いが激しく食が合わないことだ。
ある日の夕方、旦那が帰ってきた。
嫁「おかえりー。」
旦那「ただいまー。今日の飯なにー?」
嫁「味噌汁と野菜炒めとサバの味噌煮ー。」
旦那「はぁ…。」
旦那がため息をつく。
私はそれを聞いて、旦那を睨みつけた。
嫁「なに?今のため息!!」
旦那「また魚かーって、思っただけー。」
嫁「はい、出たー。魚嫌い。
飯作ってやってんだから、文句言うんじゃねーよ!!!」
旦那「作ってやってるって何だよ!
そんな気持ちで作ってるなら、いらねーし!」
嫁「いやいや、そうさせてんのは誰だよ!おめぇだろ?」
旦那「うるせー!魚嫌いって何回言えばわかんだよ!」
嫁「ふっ。おめぇ、島育ちのくせに魚食えねぇってなんだよ。」
旦那「はぁ???島育ちだからって魚食えるとは限んねぇよ!」
嫁「いや、食えるからー。本当、ガキだなー。甘やかされて育ち過ぎだろ」
旦那「黙れ。食えばいいんだろーが!」
と、一波乱起きて私は腹が立って仕方がないので寝室に逃げ込んだ。
気づいたらベッドで寝てしまっていて、2時間後にリビングに戻ると、ダイニングテーブルの上には冷めた食べかけの味噌汁と、一口か二口ほど食べたサバの味噌煮。
それを見た瞬間、私の怒りは沸点を超えた。
こたつで寝ていた旦那の頭を踏みつけた。
嫁「あの食べかけ何なの?」
旦那「…ックソ!いてぇよ!」
嫁「いいから答えろよ!!!」
旦那「サバの味噌煮なんか食えねぇんだよ!」
嫁「食うって言ったよな!?なぁ!?」
私はさらに旦那の頭を踏みつける足に体重をかけた。
旦那「食えねぇんだから仕方ねえだろーがー!!!」
旦那もさすがに我慢の限界で私の足を掴んでどけた。
私もこれ以上痛めつけるとやばいと思ったから(私は痛いことされたくないから!絶対泣くから(笑))口で反撃!
嫁「ほらな、やっぱ島で育ったくせに魚食えねぇーんだろ。ほんとダサ!何歳だと思ってんだよガキ!」
旦那「はぁぁぁぁ!?だったらあんなクソ田舎で育ったお前は山のもの全部食えるんだな!?」
嫁「クソ田舎!?海くっさい島育ちのお前に言われたくねぇんだよ!私は好き嫌いありませんから!!」
旦那「おーおーおー!!じゃあ、虫食っとけよ!コオロギとか幼虫とか!」
嫁「魚とゲテものいっしょにすんじゃねーよ!!お前こそ魚食えねぇなら、ゲテもの食って栄養蓄えといたほうがいいんじゃね?」
という風に、いつも食のこととなると、田舎や島を持ち上げて競い合っている。
あなたの晩御飯作らせていただいてます♡
なんて言うわけねーだろーが!
作ってやってんだよ!
文句言うなら、外で自腹で買って帰ってこいよ!
そっちの方が何百倍も楽なんだよ!
ほんっと田舎舐めんな!
今度ゲテもの食わせてやろーか、クソ野郎!!
女性23歳 結婚3年
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