感謝の気持ちも忘れて、文句ばかりいう夫にブチ切れ

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ある平日の朝。出張中の夫からメールが来た。
「今日はだいぶ遅くなりそうだ。一度会社に寄ってから帰るつもりだけど迎えに来てくれないか」と。時間を聞くと22時以降。仕事の迎えなんて贅沢だとは思いつつも、家族のために働いてくれて疲れて帰ってくる夫だから快く了承した私。ただ私事の用事のために5分くらいは遅れそうだと一応メールを返してそこで夫婦のやり取りは終了。もちろん、この用事が何なのかは夫も知っているし。
そして夜。用事を早めに切り上げて迎えに行ってたけど、何事も予定通りという訳には行かないものだ。途中工事で渋滞していたり、道を間違えてしまったりしてやはり5分~10分は贈れそうな感じがしたのでそこでもう一度メールした私。「ちょっと遅れそう。待っててね。」と。
会社に到着したのは22時10分。お待たせ~と車を付けると不機嫌な夫の顔。車に乗り込んでも沈黙。やはり、というべきか疲れている上に遅れてきた私が気に食わないようだ。
「俺はちゃんと時間を言ってたのに遅れ過ぎだ」と言われてもこちらもちゃんと遅れそうな旨はメールで言ってたのに…と思いつつもとりあえず謝っておいた。「ごめんね」と。内心なんと思おうと謝る分はただである。しかし、本当にたった5分…。
道中は私の運転をチクチクと文句言う。以下のような感じだ。
「こんな狭い道でスピードを出し過ぎだ」というので「したよ」と私。
「今、左の確認した!?」いちいちうるさいなと思いつつも「したよ…」と返事。
「ブレーキかけるのが遅すぎて怖いわ」夫。もう面倒くさくなってとりあえずうなづいておいた。
これが家に着くまでずっと助手席でグチグチと…。一言でも返事をすると次から次へと。「車内が汚すぎだ」これは今は全く関係ないだろうって話だ。

本当にうるさいったらありゃしない。そんなに私の運転が嫌なら迎えの連絡なんてよこさずにタクシーで帰ってこいよって感じ。ケチな夫はタクシー代を払うのがイヤなんだろうと推測はつくけど。私だって本当は家事や育児、ついでに趣味まで終わらせて一日疲れたところに時間を作って迎えに来てあげたというのに感謝の気持ちすらないとは!
しかも家に帰ってからは寝ている子供の顔を見ながら「〇〇ちゃんはもう寝ちゃったんだね~、おやすみ?」なんて言ってし。子供が可愛いのは分かるけどまずはこんな遅い時間に迎えに来てくれた妻に感謝の気持ちを伝えるのが先だろう~!と叫びたくなってきた。しかし、賢い私はそれを口には出さない。
あっちは仕事を終えてきたという大義名分があるせいでその夜はこっちも強く言えなかったけど、翌朝の弁当で憂さ晴らしさせてもらった♪嫌いな野菜で半分をしめ、メインは肉ではなく魚!
妻は腹が立っても口には出さずに食べ物で恨みを晴らすものだということをお昼ご飯時に思い知ったに違いない。
女・39歳・結婚歴秘密です

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