そうそう喧嘩と言えるものはあまりしない二人なのですが、印象的に覚えているものが一つ。
ただ怒っているのは一人だけなので一人喧嘩とでもいいましょうか。
そんな感じになってしまうのですがエピソードを語らせていただきます。
付き合って1×年、結婚して2年目。
新婚と言えるほど初々しさのない不思議な新婚夫婦である私たちは遠距離恋愛の末めでたくゴールインしたのである。
そしてようやく慣れ始めた旦那の住む場所で事件は起きたのである。
とても暑い夏の日の事であった。
そう言えば旦那は仕事が多い時期で何かとイライラしていたような気がする。
よく一人で「あー畜生!」だとか、「やってらんねー。」だとか、酒を飲んでは愚痴ってることが多かった。
旦那は突然、某有名どころのふりかけのパッケージをみて怒り出したのである。
旦那「なんなんだ!このパッケージはなっとらん。ゆ●りだと!?●かりでは何が入っているか分からないではないかこんなもの訴訟ものだ!!電話するべきだ!おっかしいんじゃねぇの!?こんなんだったらうちの上司だったら激怒もんだぞ!今から電話してやろうか!」
突然怒り出した旦那様に対してシラフで酔ってない私はポカーン。
え?何言ってるの?状態である。
っつーかゆかりよりもそんなことで激怒するあんたの上司がおかしいんじゃないですかね、と突っ込みたくなる。
しかし、ここで「あんた、あほジャネーノ?なんでどうでもいいことに対して怒ってんの。」なんて言ったらとばっちりを食らうのは私なのである。
とばっちりを食らうべきなのは私ではない。今怒られている対象であるゆか●か彼を苦しめる上司だけがとばっちりを食らうだけで十分だ。
っつーかゆかりって表記でこんなに切れるなんてウケるんですけど…。
馬鹿じゃねぇのと思いつつ笑ったら余計火に油を注ぐだけだ。いやここで笑ってはいけない…ガキの使いやあらへんで…?
ああ、とってもストレスがたまってるんだねぇ。
馬鹿な上司がいると大変だよねぇ。
お疲れ様と思いつつ、笑いそうな自分の状態を何とかするため呼吸を整えて彼をなだめようと深呼吸した後
私「そんなことで訴えたって何の得にもならんよ。時間がもったいないだけだよ。後で恥ずかしい思いするのはあなただから少し冷静になりなさいな…」
と彼をなだめたのはいい思い出である。
そして最近その喧嘩を思い出し旦那に言うと昔の自分に対して大爆笑していらっしゃいました。
今はそのストレスの対象のバカ上司が2人になったがとても素敵な後輩君が2人も増え分かち合える仲間が増えたため大分昔よりストレスも減ったと思われる。愚痴とアルコールの摂取が大分減りましたとさ。
女性?歳 結婚2年
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